宮本学成

アンダーグラウンドの宮本学成のレビュー・感想・評価

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)
5.0
戦争反対なんて言葉も虚しく鳴り響く世界で、実際に起きてしまった不条理を笑い飛ばして生きていく。その姿勢は美しく見えた。

この映画は喜劇映画として観られる姿勢を最後まで貫いている。

後半のマルコを観て「人生は近くで見ると悲劇だが遠くから見れば喜劇である」というチャップリンの言葉を思い出した。

私達にとってこれは喜劇か、悲劇か?
宮本学成

宮本学成