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俺は、君のためにこそ死ににいくのblueのレビュー・感想・評価

1.5
特別攻撃隊出撃基地の近くに構える食堂は
最後の贅沢をとご飯を食べに来る場所で
人柄の良さにお母さんみたいだと慕われ
一番近くで見送ってきた女性が語る物語

若者の覚悟を
揺らぐ魂を
止める事も出来ないもどかしさを

大和やら硫黄島、原爆、沖縄
色んな第二次世界大戦を舞台にした映画があるが
全て地に足ついて主役が最後まで戦うので
それほど話がブレない

が、特攻や回天ほど話が映画的に作りにくいのもないよな
ドラマならいいかもだけど

行くまでの葛藤やら送り手側の哀しみがピークだし
行ったら行ったで「わーっ!」で
突っ込むしかないもんなぁ…
特攻隊だから無意味に散ったたくさんの命ってのは
分かるんだがその中の一人にもっと照準合わせた方が
心に響いた気もする

あと全編通して
なーんか言葉が薄っぺらく感じた
若い役者さんたちだったからかな?
結構様々な戦争映画は見てきたが
ダントツで刺さらなかった…

役者の表情ヨリがほぼなかったからかな?
ずっーと一歩引いた所で見てた感じ
なんだろなー?

ホタルのくだりも
死んだらホタルになって帰ってきます
そんなこと言うのはいい
けどおばさん…早過ぎる
もしかしたら生きてるかも知れないのに
それは「うーん…」だわ
幼虫時代も踏まえて来年のホタルにしとき

あと最後の幽霊として出てきた所は寒すぎて早送りでした

さらにエンドロールもB'zじゃないんだよなぁ
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