じょり

キックボクサーのじょりのレビュー・感想・評価

キックボクサー(1989年製作の映画)
3.4
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演の格闘技アクション。重傷を負ったキックボクシング王者の兄の復讐に燃える青年を描く。

1ミリも期待してなかったけどそこそこ楽しめたよ!!
まず、序盤の兄の試合会場ではISKAの旗やベルトを使っていてちゃんとしてるなと感じたね。
ムエタイとキックボクシングの大きな違いは肘を使う事だけどちゃんとそれも描かれていて良かった。

ラストの戦いではバンテージに松ヤニを塗りそこにガラス片を付け殴り合うというとんでもないものだったけど、鑑賞後に調べたらタイの古式バンテージだそうで実際にそういった戦い方があったのを知れたよ。

どの格闘映画に共通することだけど、老師がいて一見不思議なトレーニングに見えてもしっかり鍛えられてるの面白かったし本作はその尺がとても長く取ってたな!

ジャンの鍛え抜かれた無駄のない筋肉は彫刻のようだった!お馴染みの開脚と回し蹴りは本作からなんだね!

ストーリーは薄いかもしれない、映像も当然荒いけど格闘アクションに興味のある方は是非観てほしい!
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