たな会No02

浪人街のたな会No02のレビュー・感想・評価

浪人街(1957年製作の映画)
4.0
ぐでんぐでんに酔っ払って喧嘩するアナーキンインザ江戸、河津清三郎が無駄にかっこいい映画でした。前半の夜のチャンバラシーンで刀同士がギャンと当たったところから火花が散る演出に驚きました。仕込んでるんでしょうけどどうやって火花出してるんでしょうか。ほんと酒ばっか飲んで自分の妻に掏摸をさせた金で暮らしてるどころか他の女と遊ぶクソのミソの近衛十四郎はわりとどうでもいいですけど、河津清三郎が裏切って旗本側についたと思ったらまた裏切ってラストを迎えるあたりはまじかっこよかったですね。チャンバラも雑に見えましたがそれがキャラクターとあってて暴れてる感じが出ていてとてもよかったです。