イケてない富豪の娘とイケメンの貧乏青年の恋。
遺産狙いだと父親は反対するが…
金を取るか、愛を取るか…
いやいや、この作品はそんな単純なことではない。
人の心根の怖さなのだ。
不憫なお前にあんなイケメンが言い寄るはずがない…と言い放つ父親。
あんなイケメンから声をかけられる事なんて滅多にないからお金目当てでも良いから結婚しちゃいなさい…と叔母。
遺産を放棄すると言った途端、家に来なくなる男。
そして人間不信に陥り家に閉じこもる娘。
ホント酷いなぁ。
そんな豹変していく娘を演じたのは、今夏亡くなった(享年104歳!)《オリヴィア・デ・ハヴィランド》
オスカー受賞も肯ける演技でした。