ユキ

ザ・ロードのユキのレビュー・感想・評価

ザ・ロード(2009年製作の映画)
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ゼミの課題で原本を読み、理解の補助として映画を観ました。
なんでこんなに救いようのない話を選んだの?、って教授に聞いたら、「大学生終盤の人生の決断の時期はdisasterみたいな感じだろうし、その闇のなかでもhopeがいつでもあるってことを感じてほしかった、この作品も一見闇を手探りで進むけど主人公たちにはたしかなhumanityとhopeがあるから」って………………………………love youしかないわ( ´_ゝ`)(教授アメリカ人)。最初シットコムのフレンズで卒論書こうとしてごめん、そんときも「まともで難解な論述はしなくていいからとにかくあなたの興味関心に基づいた文章を書きなさい」って言ってくれたあなたが好きよ。結局フレンズ書くのはやめたけど、フレンズ愛は相変わらず深いです。

いやほんとに荒廃した世界を宛もなく南を目指して進む、っていう救いようのない話。
でも確かに映像の綺麗さ、俳優の美しさ抜きにしても、胸を掴まれる作品で。
父 息子の家族愛ものなんで、パパですっていう方、結構揺さぶられるんじゃないかしら。
グロさについては少しカニバリズム描写があるくらい。
映画は本には出せない奥行き、音楽、映像美が加わって、映画のみでも充分良作だと思います。
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