mari

GANTZ: PERFECT ANSWERのmariのレビュー・感想・評価

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)
3.0
人の記憶にも残らないような自己犠牲が
人間の心の変化の最終地点だなんて、
悲しさと虚しさ以外の何者でもない。

そんな自己満足的な自己犠牲で
幸せが成り立っていいのかは疑問だしあまり納得も行かない。

異世界ではあんなにある意味生き生きとしていた男の子も
現実世界では孤独というシーンが一番リアルで心が抉られた。

復讐する相手にも
自分と同じように大切な人がいると言うことの気付きは大事。
それで復讐の連鎖が断ち切れるかは別として。

特に狭い車内での戦闘シーンには
作り手側の苦労と想いを感じつつも、
感情の置き場がよくわからなくて
割と無感情で鑑賞してしまった。
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