いづる

がんばれ!ベアーズのいづるのレビュー・感想・評価

がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)
5.0
久しぶりに観た「ペーパー・ムーン」の子役がテイタム・オニールであることを改めて知り,この作品も観たくなって借りてきた.

当時小学生で野球少年だった自分には,弱小チームがわいわいガヤガヤしながら強くなっていく「楽しい映画」という印象だったのが,50を過ぎてマネジャーの端くれとなった今観てみたら,まったく違う印象を受けた.これ,チームビルディングから始まってメンバの特性に合わせてチーム全体を育成していくお話で,マネジャーの独りよがりではチームのパフォーマンスは発揮できないことを,メンバからマネジャーが教わり,気づかされるというビジネスパーソンのための物語に見えた(笑).マネジャーは部下を動かすのが仕事ではなく,各自が動けるようにしてあげることが仕事です.

テイタム・オニールだけでなくベアーズのメンバ全員がかわいい.ケリー・リーク役は,大人が子供を演じていたと思っていたが,本物の子供じゃ~~ん.

いや~,いい話だった.なんてこった.

でも,TSUTAYA での分類は「コメディ」です(笑).
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