日本映画専門チャンネル放送分を
録画して鑑賞。
伊丹作品は〜の女シリーズが好きで
観てましたが、それ以外は
ちょいちょい観てない作品がある。
初見です。
あげまんという言葉が当時流行った。
いま観ると、コンプライアンス的に
どうなのって思ってしまう。
昔だったら気にしなかったかも。
そして
今作の撮影時に40を超えていたであろう
宮本信子さん、流石にキツい。
10代から始まって
20代後半か、悪くても30代前半。
ちょっと無理がある気がする。
若干痛々しい。
お話は面白いんだけど。
伊丹監督にとってのあげまんが
宮本信子さんなのではって思いながら
観てました。
男尊女卑の時代の名残。
男性をコントロールして
やる気を出させて
そして、男に尽くす。
お妾さんとしての生き方。
今でもあるんですかね。
運とか素質とかそんなんじゃなく
普通にスペック高い女の人。
男性を下支えして、
流れをコントロールする。
これが、あげまん。
津川雅彦さんの役どころが
完全なるクズ人間だったから
あまり、感情移入は出来ない。
役者さん達は、いつもの伊丹作品の
常連さんばかりで安定してました。
2023-94
