マンネン

昭和残侠伝のマンネンのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝(1965年製作の映画)
3.9
『昭和残侠伝』シリーズ全9話中の第一話。
話ごとにテーマ曲の歌詞が変わるがやはりシリーズの原点のこれが一番良い。池部良の後世に語り継がれるお手本と称されるほどの仁義の切り方は見ごたえがあり、何度もリピートしてしまった。
パターン化しているとは言え、この話の梅宮辰夫や松方弘樹などがあまりにも無鉄砲すぎたり、闇討ちであっさり組員が殺されたりとの単純さに失笑してしまう。
悪役は定番の山本隣一で外道っぷりが半端ない。
ヒロインは三田佳子で、個人的には藤純子よりは好き。

最後の殴り込みに池部良が加勢する必然性の説明が弱い。