Nakao

昭和残侠伝のNakaoのレビュー・感想・評価

昭和残侠伝(1965年製作の映画)
3.5
後年の「仁義なき戦い」とは対照的に未だ任侠が残っていた頃のヤクザの話。タイトル通り。

一にも二にも高倉健と池部良の日本映画史上屈指のダブルイケメンが出てる時点で文句無しです。若かりし頃の梅宮辰夫も松方弘樹もイッケイケでカッコ良かったです。

渡世の仁義の為に我慢に我慢を重ね、耐えて耐えてからのラストの襲撃はもう最高です。当時も観客も思わず「アニキ!」とか「清さん!」と叫んでたに違いない。カタルシス。

にしても刀傷2箇所に鉛弾数発受けても生きてる高倉健は化け物ですか?この映画の影響で実話時代を読み始め何故か田岡一雄に憧れてた時期もありました。
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