それでもボクはやってないのたらこのネタバレレビュー・内容・結末

冤罪を扱った作品です。
罪を犯した人間は法で裁かれるべきと思いますが、無実の人間を有罪にしてはいけないのは当然そうだと思います。ただ、実際に起きた事実を客観的に示すことは度々難しく、証拠次第で冤罪は発生してしまい、これはとても怖いことだと思います。
本作は痴漢が題材であり、勿論痴漢に遭った被害者は100%悪くなく痴漢した人間が絶対悪いです。ただ、冤罪で痴漢してないのに痴漢扱いされた人間がいたとしたらその方も被害者であり、100%悪くないはずです。

本当に罪を犯した人間だけを裁くのがあるべき形とは思いますが、過去を遡ると冤罪は発生しており、罪を犯していないことの証明は時に難しく、それは怖いことだと思いました。