裁判のやり方 教習ビデオ。
でもきっと誰かにとってはドキュメンタリー。
振り返れば、この映画の公開以降
「痴漢で捕まったら、おわり」
「冤罪を主張するより逃げた方が良い」
「絶対に駅員室には行くな」
「駅員室に入る前に弁護士を呼べ」
正しい対応かわからないような
噂がどんどん尾鰭がついて広がっていったような。
痴漢を疑われた男性が次々に線路へ立ち入り、鉄道の運行を妨害し、社会問題になったりも。
わたし達、女性も
痴漢を絶対に許さない思いは変わらないものの
決して冤罪を出してはならない責任もより強く感じるようになりました。
学生時代はしょっちゅう痴漢被害に遭いました。
しかし、ある時から
「次に痴漢に遭ったら絶対に犯人を捕まえてやる!」と強い意志をもって電車に乗るようになってから、ピタリと痴漢被害に遭わないようになりました。
幸運にも?犯人を捕まえたことはありません。お試しあれ。
まとまりませんが、
きっと誰しもが語らずにはいられない
日本が抱える重要課題のひとつであることは確かで、
それを明るみになるにあたり
この映画の影響がなかったとは言えない。と、思う。