ともぞう

それでもボクはやってないのともぞうのレビュー・感想・評価

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)
3.6
痴漢冤罪の怖さ。痴漢って、間違えられるとそうではないことを証明するのが、極めて難しい。警察や検察も裁判になったら、何がなんでも有罪にしようとするし。最後はここまでやっても認められないのかという絶望感に打ちのめされる。軽い気持ちで観たが、すごく勉強になった。

〈あらすじ〉
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。
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