グリフィス以前の映画を見てからでないとグリフィスの偉大さは理解できないっぽい。巨匠作品を見たときあるあるのそれ以降の監督にめっちゃ影響を与えてるからあんまりすごさがわからないというやつ。グリフィス作品ですごいと思うのが彼はもともと演劇を目指していたのに映画を撮るとその作品がしっかり映画しているということ。明らかに当時の映画の発展具合からして革新的なことをしているはずなのに、作品自体はシンプルで失敗に終わった試みみたいなのが見受けられなくてすごい。すごい緻密な印象。1919年、これがもう100年前のものなのか。