#1208
1963年 アメリカ🇺🇸映画
「アラバマ物語」のアラン・J・パクラの製作、ロバート・マリガンが演出したコンビ2作目。アカデミー賞の5部門にノミネートされてます。
黄金期のスティーヴ・マックイーン、ナタリー・ウッドの共演作品です。
なかなか素直になれない二人の恋愛模様をコミカルにみせてくれます。
ミュージシャンのロッキー(スティーヴ・マックイーン)と一夜だけの関係を結んでしまったアンジー(ナタリー・ウッド)は妊娠してしまいます。
女性の幸福は結婚にあると信じていたアンジーは、ロッキーと会い、医者を探してくれと頼みます。
もともと結婚なんてワナにかかるようなものだと思っている男ロッキーなのですが、医者を紹介してくれる男を見つけて、アンジーを連れて出かけます。しかし、医者は怪しげでとてもまともな女医と言えないような女でした。堕胎はさせられないと思ったロッキーは結婚を覚悟します。当然了解すると思っていたロッキーでしたが、アンジーに断られてしまいます。
結婚に夢を持つ女と結婚に興味のない男が妊娠を境に恋に落ちていくのですが、会えば喧嘩ばかりのすれ違い、会話がなぜか噛み合いません。珍しいぐらいすれ違います。
ここまで来るとちょっと変わった映画に思ってしまいます。
二人は最後の最後まですれ違います。果たして二人は結ばれることができるのでしょうか?
二人の会話はなぜすれ違うのだろうと考えます。映画はそればかり気になりますが、私はどうもデリカシーのないロッキーの方に問題があるような気がします。皆さんはどう思いますか?
観られる方は是非そこを観ていただきたいと思います。
2023.05.27視聴243