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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会うのkazunのレビュー・感想・評価

3.0
前作で成功したバンドがメキシコを後にし、ニューヨークからフランス、ドイツ、ポーランドを転々とし、ついにふるさとツンドラに帰ってくるロードムービー。

前作で失踪したウラジミールがモーゼと名乗って戻って来ます。
ニューヨークの自由の女神の鼻を土産に、故郷を目指します。
成功した割に相変わらずお金に困る皆の裏でウラジミールが私腹を肥やす構図は前作のままです。
お馬鹿なイゴールも健在。

皆が独裁者のウラジミールに従うのが、分からなかったし、腹立たしかったです。
モーゼとか、預言者とか、レーニンとか、難しい事が出てくるのでわかりづらかったのですが、結局ウラジミールが皆を洗脳する方便だったのかなと思いました。

CIAのジョンソンがポンコツですが、なぜかバンドのボーカルを頼まれて歌った所は面白かったです。ギニギニワッチ♪

全体的にとっ散らかった印象です。
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