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憂国の氵のレビュー・感想・評価

憂国(1966年製作の映画)
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全集付属のDVDで見た。その時の冊子内容メモも併せて記録しておきます。

1970晩夏「いずれ私の全集が新潮社から出るだろうがその時は最終巻に映画『憂国』を入れてもらいたい。あれは私の重要な作品の一つだから。」
三島由紀夫原作映画の中で最も高く評価したのは「炎上」(金閣寺)

能の形式の下にギリシャ悲劇の持つあるものと、永遠の詩、すなわち愛と死をその中にはらんでいるのだ
〈同時代評:ヌーヴェル・レピュブリック〉

マスコミに知られぬよう2日で撮られた。自主制作。

無声映画 ワグナーのトリスタンとイゾルデが継ぎ目なく流れる(本人曰く1936年の78回転のものらしい)
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