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縛り首の木のchitchipapaのレビュー・感想・評価

縛り首の木(1959年製作の映画)
3.1
二枚目俳優ゲイリー・クーパー主演の西部劇で、西部劇ではよくある砂金掘りの町を舞台にした物語ですが、ストーリー性がプアなのと主人公含めて登場人物のキャラクターが歪んだ人間ばかり。唯一まともなのがヒロインですが、これもまたスイスから新天地アメリカに渡ってきた品の良い娘というだけで、全体的に纏まりの無い展開でした。
監督が何を訴えたかったのか最後まで判りませんでしたが、エンドロールで流れた主題歌の歌詞がまさにそのものズバリ。説得性に欠けるストーリーを何と歌でカバー?!
ハッピーエンドで一件落着というよりも、何も爽快感の残らない終わり方でしたね。
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