Filmarks投稿2,000作品目に1966年公開の邦画の名作『白い巨塔』が巡り合いました。
全く古さを感じさせない緊迫の2時間半のストーリー。
手術の場面は全て実際の開腹手術の映像を使っているので迫力満点、モノクロで良かったと思えてしまう程のリアリティーです。
前半の教授選出を巡る国立大学病院内の権力闘争から、後半の医療ミスを裁く法廷劇に舞台が移っても全く緊張感が弛むことなく一気に見切ってしまいました。
やはり山崎豊子の優れた原作、橋本忍の素晴らしい脚本、名優達の演技力に支えられた山本薩夫監督渾身の名作と言えますね。
