シャドーの浦島タカイキのレビュー・感想・評価

原作は1931年にラジオドラマとして制作され、雑誌化された「The Shadow」。

ウィリアム・ボールドウィンのノリに乗ってる時期に製作された怪作。闇夜に紛れて悪感を成敗するスタンダードなヒーローもの。
「シャドー」としてヒーロー活動する主人公が持つ、呆れるほどの極悪人という過去が面白い。

これに登場するチベットの僧・聖者タルクの僕である、意志を持った短剣フルマのデザインは「ゴールデンチャイルド（1986年）」の“アジャンティの宝剣”に酷似している。