一休

椿三十郎の一休のレビュー・感想・評価

椿三十郎(1962年製作の映画)
5.0
三船敏郎の『三十郎』シリーズ(?)第二弾である。しかし、こちらは山本周五郎の『日日平安』を原作・原案としている。
主人公は、「あいつはなかなかの奴だ。」と言わしめた三十郎であるが、同時に9人の若侍たちも物語の中核を占めていて、彼らの成長物語ともいえる。
ラスト、一対一の決闘シーンは映画史に残る緊迫感があり、若侍役の加山雄三や田中邦衛、土屋嘉男は「あ、ホントに斬った!」と思ったそうで、その顔がO.K.テイクになって映像化されている。
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