椿三十郎の作品情報・感想・評価

「椿三十郎」に投稿された感想・評価

モノクロながらも、現代映画にも劣らないハイクオリティ。チャンバラシーンだけはCGには勝てないが、今も時代劇として最高のエンターテイメントであることは否定できない。
頭の切れる魅力、物語への説得力のある巻き込まれ方。
三匹だが猫、一匹だが虎。
歯の浮くような台詞も何故か聞けるんだよなあ。
黒澤明の映画は話の力が強いなあ。弱気で情緒に頼らず立てる強さがある。
ハリー

ハリーの感想・評価

4.0
黒澤明×三船敏郎の黄金タッグ。
汚職を正そうとする若き侍たちの前に、腕の立つ椿三十郎が現れ、彼らに力を貸すことに。

「用心棒」でも三船敏郎は三十郎役だったので、本作はその続編的位置付けなのかどうかはわからないですけど、ただ言えることは「用心棒」よりも椿三十郎のキャラがさらに魅力的になっているということ!

勧善懲悪というテーマの中に笑える場面もあり、シビれる殺陣のシーンもありで、まさに娯楽時代劇。

城代の奥方と娘がマイペースで笑えます。逃げないといけない場面でも全く緊張感ない。侍よりも肝が据わってます。

「用心棒」に続いて本作でも仲代達矢が悪役を演じています。これまたかっこいい。

加山雄三かなり若いw

三船敏郎の魅力たっぷりの痛快娯楽時代劇。

このレビューはネタバレを含みます

スリリングな時代劇。
塀の一つ向こうに敵の本陣がある状況、心理戦、おとり捜査。
それでいて殺陣は用心棒より多い。

三十郎も室戸も同じ刀を抜かずにはいられない人間。
お人好しだからこそ人を斬ることから逃れられない悲哀を黙って背負う三十郎かっこいい。


・計算された人の配置、動き、タイミング
・ツンデレの走り
・一匹狼のヒーロー像
・捕まえた敵の家来が意見を述べたあと自ら押し入れに戻っていくの爆笑。
・騎馬隊を三船の背中越しにローアングルでみせるところ、騎馬がとても大きく恐ろしく見える。この戦力を持つ相手陣営に一人で乗り込む三十郎の勇敢さを引き立たせる。
チェケ

チェケの感想・評価

5.0
ここまでの情報量を96分にまとめ上げるとはさすが黒澤。椿三十郎は勿論全ての人物が生命力にあふれている。押し入れ侍のキャラクターが秀逸。黒澤明はユーモアセンスも優れている。
KSK

KSKの感想・評価

4.0
なかなか面白かった。今まで見た黒澤監督の作品の中では一番話が理解できた。とてもよく脚本ができている。椿三十郎はもちろん、仲代達矢や奥方、押入れの人のキャラ逹が魅力的。物語はよく頭に入ってきたが細かい時代設定や顔と名前が一致しない人物が多いなど理解不足がいくつかあった。「あれは3匹だが猫だ、だがあいつは一匹だが虎だ」という台詞にはびびっときた。印象に残る言い回しでかつ人物の関係性、特徴を見事に表現している名台詞だと思った。現代に観ても響くものがあるというのは素晴らしい。
あのラストの対峙シーンの間を撮った黒澤監督は凄い!
あなたは耐えられるか!
爽快!!三船敏郎!こういう「この人がいれば絶対味方は誰も死なないだろう」みたいな安心感を与えてくれる主人公は大好き。『八つ墓村』のトラウマにより田中邦衛がいつ騙し討ちに遭うかヒヤヒヤする必要も無かった。
小林桂樹はドラえもんなのか。
実は七人の侍より好きかも。

起承転結の流れが綺麗過ぎて、本当に凄い。めちゃくちゃ分かりやすく作られててテンポも軽快に進んでいく。
全然時代劇って難しくない、面白い!サラッと観れる!って所が本当に凄いです。
森山史

森山史の感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

お手本でしかない!!みんな人間としてかわいい!!!可愛げってすげえなあそれだけで観れるし愛せる
あと椿おじさんの衣装のテカテカ具合がすばらすい
でも口髭なでなでは赤ひげじゃん!ってなるね!
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