ジャッキーケン

ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーションのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

3.8
時を超えて時代を超えてヴァンダムとドルフは闘い続ける!

YouTubeでアクションシーンは何度か見てるけど肝心の中身は見ていなかったのでU-NEXTにて鑑賞!

ここから傑作「殺戮の黙示録」へと繋がっていくのか!

本作はユニソルシリーズ3作目でありながらマイケルjホワイトの2作目を無かったことにした1の続編に当たるらしいんだけど
ユニソルはどっからみても安心保証の作品なのでこっから見ても問題ない
俺なんか製作順どころか見たいアクション順で見てる

独立国家を目指すテロ組織が最新鋭のユニソルと軍隊を使ってチェルノブイリ原発を占拠!72時間以内に政治犯200名以上を解放というのを条件に籠城する!
そこに立ち向かうのは政府軍と最新鋭ユニソル!

前半はヴァンダムとラングレンが全然出ないからこれはまさかの詐欺られ映画かと淡い期待をしたがYouTubeは嘘は付かない
政府軍のユニソルがボッコボコにフルボッコされてなす術がない政府軍は最終兵器こと第一世代ユニソルヴァンダムを召喚させるという藁にもすがるユニソル思いでヴァンダムが動き出す!
それと同時にテロ軍も運命の悪戯かラングレンを復活させ、時代を超えて二人はまた戦うことになる!

本作はワンカットアクションが見どころで
ヴァンダムが戦場に行きついてからのワンカットゼロレンジ無双は「その男ヴァンダム」の冒頭ワンカットアクションを彷彿とさせるし弾切れになってからの素早いナイフへの切り替えが妙に厨二ヴァンダミングイズムが迸る!

いつも通りラングレン戦は見応えありだし意外にもアッサリ決着が付いてしまうのが物足りなかったな、もう5分ぐらい彼らの闘いが見たかった、そこからのラスボス戦こと最新ユニソルvs第一世代というどっかのターミネーターのようなヤングvsオッサンの戦いが胸を熱くさせる!年齢や性能の壁を感じながらも闘うヴァンダムは思わず応援したくなる。

ラングレン戦ではまさかの見せ場がなかった回し蹴りもラスボス戦で顔を見せるのでご安心を、ラングレンはあくまで添え物、散りざまが最高だったぞラングレン

ブランクを抱えたヴァンダムが戦闘能力を呼び覚ますために黙々と一人でナイフでデモンストレーションをしてるシーンはカッコいい

ユニソルの完全に機械であるターミネーターとは違って人間出身による肉体的生々しさが感じるゴアは次作殺戮の黙示録と同じものが通じていて刺激強め

そういえばエクスペンダブルズ2ではヴァンダムとラングレン共演したのにそこまで絡みなかったよな、贅沢言うとエクスペ2でも彼らのやり取りあわよくばユニソルよろしくなステゴロも見たかった。

思ったのがユニソルって一応サイボーグとかロボットに位置するものなんだけど元は人間だからヴァンダムの年齢による増えたシワとか老化に対する言い訳がしやすくて続投させやすいよな、ターミネーターはジェニシスで皮膚も髪も劣化するようにできてるって後付けされるけど2から3におけるシュワの変化には驚きを隠せないよね

結構シリーズ新作を楽しみにしてるから第二のヴァンダムことスコットアドキンスを続投させるならばライバル役はマルコサロール起用でお願いします!