シネマヴェーラ渋谷「プレコード・ハリウッド特集」で鑑賞（勝手に３本立ての２本目）🎥

「タイトル原題が『Mandalay』（マンダレイ）ってヒッチコック『レベッカ』みたいだ…」などと思いながら、「主要キャストが冒頭で映像紹介されるのも、この頃のアメリカ映画にけっこうあるなぁ～」なども思ったりするオープニング🙂

物語の舞台はビルマのラングーンから始まり、ロシア人のターニャ（ケイ・フランシス）は危機を救ってくれたトニー（リカルド・コルテス）に恋心を抱いている。しかし、トニーは金が無い。ワル親分との駆け引きで「トニーはターニャよりも銃密売を取った」と知ったターニャはマンダレイ行きの船に乗った。
このあたり、「マイケル・カーティス監督は本当にビルマ・ロケしたのだろうか？」と思わせられるリアルさだった。……真偽不明
そして、トニーに捨てられたターニャは、船の中で医師バートン（ライル・タルボット）と互いに慕う相手となる。そんな時、自分を裏切った男トニーが船にやって来てターニャに復縁を迫るが、ターニャは断る。トニーは毒を飲んで死んで居なくなったように見せかけたことから一緒に酒を飲んでいたと思われるターニャが犯人扱いされる。しかし、再びトニーがターニャの前に現れたことから、ターニャの取った行動は………という船中シーンが多いドラマ。

エキゾチックな雰囲気もあり、駆け引き・自殺・殺人などを絡めながら描かれた恋愛ドラマ。
まぁまぁの面白さであったが、やや出来過ぎだった展開も…😅
ケイ・フランシスの存在感に加点↗️🌟