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テルマ&ルイーズのkurtのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
3.4
女2人での楽しい週末の旅行のはずが、道中のある件がきっかけで追われるハメになってしまう、逃避行ロードムービー。

性格が正反対だが、なんだかんだで仲の良い2人とあれよあれよと悪い方向に転がっていく展開が面白い作品。中盤くらいまでトラブルメーカーのテルマにイライラさせられるが、いきなりの覚醒後の彼女は最高だった。ルイーズは若干巻き込まれた様にも見えるが、決して裏切ったり見捨てたりしない、2人の固い友情が熱い!

若かりしブラピがかなりのイケメンだがバカの役ってのも面白い。笑 ムカつくわ。笑

ラストはそれしかない様な展開だが、抑圧された女性の開放を表現している様な、切ないながらも良い終わり方で、記憶に残りそうな名シーンだった。 どんな状況でも悲壮感少なく楽しんでいる2人が印象的で痛快な作品でした。
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