べ

テルマ&ルイーズのべのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
-
所々にややフェミニズム的な説教臭さを感じる作品ではあるが、当時のアメリカにおける男性優位的な思想に対するアンチテーゼとして中々有意義な作品だと思う。
しかし流石リドリー・スコットといった所か、空間やアイテムによる比喩的なジェンダーの表象が多分に盛り込まれており、物語における装置や記号などの細かい部分にも目が離せない様な、社会的・文学的な文脈を持つ作品だと感じた。
べ