ヤスヤス

テルマ&ルイーズのヤスヤスのレビュー・感想・評価

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)
4.3
女性2人の逃避行ロードムービーって、ありそうで、意外と珍しい気がする。
男社会で抑圧された女性たちの逃避(女性の解放)をテーマとしながら、笑いあり、極上の痛快さありで、想像を超える面白さだった。
マイケル・マドセンやハーヴェイ・カイテルなど、主演以外のキャストも豪華で見応えがある。無名時代のブラピがここでも肉体美を披露している。名前だけ眺めると、まるでタランティーノ作品のよう。
作品全体の印象からも、リドリー・スコット監督のイメージは、感じられない。ラストを含め、よく言われる「遅れてきた女性たちのアメリカンニューシネマ」という表現は、ぴったりだと思う。
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