2004年5月に鑑賞との記録あり。全く記憶はないが点数の高さが気になり(2024/04/10現在3.9)再視聴。
残念ながらそこまでの感興を覚えず。
何やらフェミニズムの観点からも記念碑的作品なんていう扱いらしいが、テルマの物理的な解放はあったものの“環境的”な解放に終始しているので、本来の“社会的”な解放にまでは至っておらず。
快哉を覚えるシーンは何度かあるものの、いささか冗長で平板だったかな。
高評価の原因は圧巻のラストシーンということを再確認。
ラストは白眉だったが、映画的には凡庸な逃避行モノだったかな。