ダオ

豪勇ロイドのダオのレビュー・感想・評価

豪勇ロイド(1922年製作の映画)
3.8
先週の土曜日でしたチケットいただいて『浅草活弁祭り2022』行ってきました。浅草の熱気すばらしく夜遅くまで遊んでしまいきゅうきょ安宿をとって1泊してきました。楽しゅうございました。というわけでまずは『豪勇ロイド』です。

1922年にアメリカでつくられたフレッド・ニューメイヤー監督作品。サイレントのスーパースターであるハロルド・ロイド主演物。生まれつき気弱のロイド少年を見かねた祖母が渡したお守りによって……。

一般的には50分なのですかね? 私が見たのは活弁用に編集された18分物でした。弁士は麻生八咫さん。弁士さん決まったセリフを語るのではなく会場の雰囲気を掴みつつ物語を転がすのですね! 「壺って儲かるのかぁ」とか時事ネタを盛り込んだりして。

お話もこないだ見たスティーヴ・マックの『華麗なる週末』のオリジナルを思わせる展開で楽しく見ました。タイトルは原題の『おばあちゃん子』のが良いんじゃないかなぁ、ぜんぜん豪勇じゃないから! コミカルなハロルド・ロイドが活躍するとても可愛い映画でした。
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