凡人

独立愚連隊西への凡人のレビュー・感想・評価

独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)
4.5
うわー!傑作!!

たった一枚のボロ布(軍旗)のために、土まみれ、血まみれになって、さらには人が死ぬ。盛大に戦争を皮肉った上での、爆笑コメディ。
戦争を知ってるからこそ作ることができた、娯楽作品なんだと思う。
これまた歴とした反戦映画。


人間模様の描き方、広大な大陸の切り取り方ががもう素晴らし🥲

男臭さが最高で、ぎとぎとした男たちが戦場という環境に置かれながらもギャーギャーさわいで、なんとも人間らしく強く生きている姿は、なんか清々しかった。
八路軍とのやりとりも粋でした。

子供との絡みをはじめ、独立愚連隊にはなかった要素が追加されている感じがして、さらに見応えあった。

赤チン、かみや、の文字がとても淋しかった。2作品観た後、みんなのことが大好きになってる。
次作があるの、嬉しすぎる。
凡人

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