脱獄した3人組の「超楽天的」逃亡劇!
世紀の発明品 iPodのお披露目時には20枚のアルバムが入れられましたが、映画のサントラとして唯一入ったのが本作。というほど、音楽的名作映画。
1930年代のアメリカ南部を舞台に、3人の囚人が脱獄してお宝を探し求めるコメディ珍道中。その逃げる過程がもう最高。「脱獄する」と言うと、スリリング満載な展開を思い浮かべますが、この3人がどうなろうと心配の「し」すら出てこない程、明るく楽天的な雰囲気で物語は進みます。
アメリカ南部の文化が前面に出た作風で、温かくものんびりとした癒される作品です。音楽も南部らしいカントリー調で、シンプルかつ口ずさみたくなるような軽快さ。サントラ最高です。
「悩み」なんて言葉が吹き飛ぶくらい、この3人は愉快でのんき。僕はカントリーソングや南部のゆったり平坦な雰囲気が特段好きではないので、ハマりはしませんでしたが、それでもとても癒されました。
悩んでる時に観たら最高の作品なのかも。