『太陽の気絶』は、書き出しから出現していた戦後言葉「拳闘」ですけど、若大将も拳闘しちゃって、まあこの設定の良さは、例によって作品テーマのジャンルに熱を帯びる、飯田蝶子演じるばあちゃんが、めっーちゃ可愛いということです。猫パンチみたいに覚えたてのボクシング用語振りかざしてばあちゃんシャドーかわいい。
久々に観たけど、こんな所までってぐらい、展開が前作とで共通し過ぎてる。石原さとみ似こと星ゆりこはカワイイ。で、オープニングの配役で人名の後に（装苑）って出てる人初めてみた。装苑専属モデルかなんか？あと配役の所で、最近見た映画なんだけど、結構な大女優の方が所属（吉本）ってなってて「へぇ〜」となったんですが、忘れちゃいました。
直接的な家族ではないが、擬似親子的な形で、加山雄三/上原謙の親子関係が当たり前に出てくる。冒頭から、見知らぬ人に「あの人、加山雄三に似てない？」って噂される所だったり、『椿三十郎』で加山雄三いじりみたいな脚本あるし、「あんぱんのへそ」いじりされた団令子をいじるみたいな内輪ノリ的な雰囲気が散逸している。
