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ホーリー・マウンテンのKSTのレビュー・感想・評価

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)
4.0

不老不死になるため
聖なる山(ホーリーマウンテン)に住む賢者を倒す
錬金術師と愉快な8にんの仲間たちの修行日記である………

とは云うもの、キリストの生まれ変わりみたいな盗賊青年が色々障害者の人とかカエルの十字軍戦争爆発とかロリ娼婦に義眼あげてる叔父さんとか色々突っ込み処有るとこを越えて錬金術師のおっさんに出会うんすけど
ウンコを金塊に変える一芸を噛ましつつ ホーリーマウンテンに向かう7人をご紹介シーンがこの映画の山場である。

全員上流階級の人達で実業家や政治家なんだけど
普通に頭おかしい人達で
アトリエにラブマシーンとかいう女性器を模した機械を愛撫するシーンやら睾丸を収集するシーンやらとにかく面白い 玩具製造業の人が軍事開発者と裏で繋がってたり


あらゆる欲を捨て無になり
修行をつみやっとこさホーリーマウンテンがある島に着くとそこには様々な欲望が彼らを待っていたんだけど、そこにいた平面移動しか出来ないオジサンは完全なるギャグであった、(今思うとここでもう物語の終わりを匂わせていたのか)
色々語りたいこと言ったけど最後の肝心な賢者に会うシーンについてはノーコメントで。

いや、本当エルトポも面白かった、けどそれを上回る面白さ。
これはいい映画でした。良かった、絶対に人に勧めれないけどね
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