報いた笛

マジックの報いた笛のネタバレレビュー・内容・結末

マジック(1978年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【個人用メモ】

導入はお手本通り。
主人公の性格、弱点、願望など。

序盤ですぐ逃げ出したので、彼の欲するものの強さがそこまで際立ってない。
というより、途中から簡単に彼の欲するものが変わっていった印象。
そこがあるので主人公をどうしても個人的には愛せない。
マジシャンとしての成功を望むなら、健康診断を受けずに番組に出ようともう少し粘ってもよかった気がする。
逆に真の愛情を欲していたなら、彼女との再会は別の方法が適していたかも。

傀儡との主従関係がボヤけてくる様は面白かった。
アンソニーホプキンスは最高。
もう最初から何かに操られている様に見える。

愛する人をトリックを使わず真に喜ばす事ができた。
これがファッツへの反抗。
それでも同じ服を着て同じように眠っていく二人。
報いた笛

報いた笛