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さよならジュピターのkのレビュー・感想・評価

さよならジュピター(1984年製作の映画)
3.0
サメを追っていたらまたスゴイ映画に出会ってしまいました。
小松左京原作・脚本・監督、三浦友和主演の日米合作の超大作SF映画。22世紀、増えすぎた人類は宇宙に飛び出し、ついに木星を太陽化する計画が始動。しかし、太陽系を飲み込むほどのブラックホールが接近することが判明した…というお話。
特撮は本当にメチャクチャ力が入っていて、特撮ファンならそこだけでも観る価値があります。セットやファッション、細かな装飾も面白いです。…が、ストーリーと演出に問題があるように思えます。今でこそ三浦友和は良い演技をしていますが、この作品ではちょっと…。三浦友和の無重力セックスシーンはかなりキツかったです。狂信的なジュピター教団も、行動に一貫性がないですね。あのラストもちょっと酷いと思います。
サメはジュピター教団のペットのイルカ、その名もジュピターを食い殺す役で登場。たまたまいた三浦友和が爆殺します。教団のカリスマは人類の死滅を受け入れることを勧めるやべー奴ですが、外敵(サメ)にイルカを殺されて初めて死の哀しみを知る、もっとヤバい奴ってことがわかります。このサメは一体何てサメなんですかね…
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