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罪の天使たちのtjrのレビュー・感想・評価

罪の天使たち(1943年製作の映画)
3.8
2015/12/18@ 新文芸坐シネマテーク

ブレッソンの長編デビュー作。
作家性はまだ影を潜め、多分にドラマチックだったり映画的常套句を駆使してたりノワール風シーンまで登場しで驚く。
原罪・自己犠牲・救済をめぐる美しい映画で、ラスト一連の流れには鳥肌。ただ、女性主人公の女囚に対する想いがアツすぎて同性愛的なものさえ感じてしまった。
それにしても、仲間たちにあんなズケズケと悪口言われたら当分立ち直れないだろうなぁ。
上映後の講義では貴重な映像も少しだけ観れて満足でした。