罪の天使たちの作品情報・感想・評価・動画配信

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

JB
4.3

ロベール・ブレッソン初期の長編監督作。高い志を持つ若き尼僧のアンヌ・マリーが、刑務所の問題児であるテレーズを救おうとするドラマ。初期の頃から宗教とか信仰心を扱った物語がブレッソンは得意だったみたい。…

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これブレッソンだったのか。自意識過剰な主人公?の自信の根拠は謎なものの、歪んだシスターフッドものとしては綺麗にまとまってると思う。まあシスターだし…。
一体何を伝えたかったかはよくわからないけど、信…

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2.5
観ている最中はアンヌ=マリーの独善ぶりに「こんなのカトリシズムじゃないやい!!」と憤懣やるかたなかったのだが、振り返ってみると何かいい映画だった気がしてきた……。また観直す。
kei
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ラルジャン&スリと比べると陰影、特に光が強いのは、俳優の女性たちの顔の美しさを際立たせたいのか、修道服の反復効果を増幅させたいからなのか

端正な表現の連続
ブレッソンやばい
修道院から共同体のプラスにならないって言われたらそりゃキツいよな…

ブレッソンの長編第1作。ドミニコ会の修道院を舞台に信者たちの活動を描く。大戦従軍で、ドイツ軍の捕虜となったブレッソン。収容先で知り合った司祭より映画の制作を依頼され、終戦後に作ったのが本作。
シアタ…

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 さすが、ブレッソンである。主人公のアンヌ=マリー(ルネ・フォール)の美しさは驚くべきものだ。舟越保武が削りだす、聖セシリアなどの静謐な美しさとは異なっているが、しかし、溌剌な美がそこにはある。ゆる…

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対照的な2人の性格の共に人間臭い部分と決意がブレッソンのリズムで浮き彫りにされていく、どんどん加速していく感じ。
最後締めあげる感覚が本当に気持ちいい、原作も読みたい
サカ
3.7
アマプラで見たが字幕の誤植が多く、もしかしたらそもそも全然違うこと言ってんじゃないか?…と疑って集中できなかった
このレビューはネタバレを含みます

ブレッソンは常に同じ主題を描き続けた監督だと『罪の天使たち』をみて改めて思った。敬虔な信仰。故の共同体からの逸脱。そして人物が横たわることによる死への帰結。『ジャンヌ・ダルク裁判』をなぜ撮ったのか/…

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