罪の天使たちの作品情報・感想・評価・動画配信

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

Sari
3.8

ロベール・ブレッソン監督の長編デビュー作

修道女である元ブルジョワ令嬢アンヌ。
修道院は、罪を犯した女性たちを救うため、刑務所を出た女たちも受け入れていた。
アンヌは、刑務所への慰問で、反抗的でや…

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このレビューはネタバレを含みます
20250407

繊細な画面。頬を伝う涙から手に手錠をかけられるまでの流れ。
Nao
3.0
元受刑者を受け入れる女子修道院にブルジョワ出身のアンヌが志願する。カトリックというテーマがブレッソンらしい。シスターの格好が似ているし主人公も独善的でノレず。
信仰心と人間の業のジレンマ

冒頭のアンヌマリーを迎えに行くシーンのショットは目を見張るものがあった

装飾を嫌いシンプルな表現から人間の内面的な精神を探究しようというテーマは最初期から一貫しているようだ
3.7

汚れた魂。

罪深き者を救いたいアンヌ・マリーは修道女になり、刑務所の問題児テレーズを救済しようとするが…

ロベール・ブレッソン長編デビュー作。

デビュー作から罪や宗教を取り扱っていた。『天使に…

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やっと初ロベールブレッソン…もっとちゃんと色々観たい
ラストシーンよかった、あと拳銃買うシーンもよかった

扉の閉まる音(さいこう)

キッと悪い事言われてから猫のシーンまでくくーっと行き過ぎた人み…

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味
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手錠のかけられた手のアップ。神の教えを守れば救われることが信仰だとして、それを強要することで他者を救えると思い上がっているだなんて、なんたる傲慢なんだ。何も知らない相手に罪深い人だとか不幸せだとか決…

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Yuhi
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ディスコミュニケーション。常に問題となっているのは関係の齟齬であり、罪やら救いやらはただの材料に過ぎない。

やはり音。牢屋の重い扉、配膳車の金属音、テレーズの叫び声、靴。鐘の音はずっと特権的だった…

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 本作を「ブレッソンの中でも好きな方」って言ったらシネフィルの方々は怒るでしょうか

 一堂に会した大女優たちは,彼女たちの「上っ面な喋り方や無用な身ぶり手ぶりのせい」で,「もはや人ではなくなってし…

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3.7

瀕死のアンヌ=マリーの頰がふっくらと血色良くて、全然死にそうもないんだけど…
テレーズはそもそも冤罪で刑務所に入っていたので、復讐で殺人を犯すまでは罪人じゃないのよね。
しかし院内では魂がキレイか汚…

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