罪の天使たちの作品情報・感想・評価・動画配信

『罪の天使たち』に投稿された感想・評価

ブレッソンの長編第1作。ドミニコ会の修道院を舞台に信者たちの活動を描く。大戦従軍で、ドイツ軍の捕虜となったブレッソン。収容先で知り合った司祭より映画の制作を依頼され、終戦後に作ったのが本作。
シアタ…

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 さすが、ブレッソンである。主人公のアンヌ=マリー(ルネ・フォール)の美しさは驚くべきものだ。舟越保武が削りだす、聖セシリアなどの静謐な美しさとは異なっているが、しかし、溌剌な美がそこにはある。ゆる…

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対照的な2人の性格の共に人間臭い部分と決意がブレッソンのリズムで浮き彫りにされていく、どんどん加速していく感じ。
最後締めあげる感覚が本当に気持ちいい、原作も読みたい
サカ
3.7
アマプラで見たが字幕の誤植が多く、もしかしたらそもそも全然違うこと言ってんじゃないか?…と疑って集中できなかった
このレビューはネタバレを含みます

ブレッソンは常に同じ主題を描き続けた監督だと『罪の天使たち』をみて改めて思った。敬虔な信仰。故の共同体からの逸脱。そして人物が横たわることによる死への帰結。『ジャンヌ・ダルク裁判』をなぜ撮ったのか/…

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tomoko
3.7
このレビューはネタバレを含みます

2025年258本目
「罪深きものに光が射す、赦しと救済の物語」

アンヌ=マリーは、信仰と救済を胸に修道女として生きる道を選ぶ。彼女は出所したばかりのテレーズに出会い、修道院への参加を勧める。だが…

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ylc
3.5

ロベール・ブレッソン監督の『罪の天使たち(Les Anges du Péché)』は、アンヌ=マリーという修道女が、女性受刑者であるテレーズの魂を救おうとする物語である。アンヌ=マリーはテレーズに神…

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Sari
3.8

ロベール・ブレッソン監督の長編デビュー作

修道女である元ブルジョワ令嬢アンヌ。
修道院は、罪を犯した女性たちを救うため、刑務所を出た女たちも受け入れていた。
アンヌは、刑務所への慰問で、反抗的でや…

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このレビューはネタバレを含みます
20250407

繊細な画面。頬を伝う涙から手に手錠をかけられるまでの流れ。
Nao
3.0
元受刑者を受け入れる女子修道院にブルジョワ出身のアンヌが志願する。カトリックというテーマがブレッソンらしい。シスターの格好が似ているし主人公も独善的でノレず。

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