「罪の天使たち」は、【メルヴィルvsブレッソン】映画監督のおすすめ10作品を紹介に選んだひとつ。
レビューはこちら↓
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ロベール・ブレッソン監督『罪の天使たち』(1943) DVDにて鑑賞。
ブレッソンの初長篇監督作。
ブルジョアのアンヌ・マリーが元受刑者のテレーズと同じ修道院という領域で、心を通わせようとするが…
ロベール・ブレッソンの長篇
デビュー作観る
元受刑者も受け入れるドミニコ会
女子修道院内の話で院内の雰囲気
は概ね忠実に再現したつもりとの
但し書きアリ
プロの役者使ってるせいか後の聖
なる世界…
オルト演じる冤罪の女が釈放の日に情夫を撃つ。扉が開き腰撃ちで殺すシーンは切り返されず彼女の茫然とした顔のみが映る。留置所ではオルトの声のみが大きく反響する。銃砲店では店主の手のみで登場。ラストの手錠…
>>続きを読む明らかに翻訳がヤバいなと思ったら寺尾次郎。「100年かかる、100年生きるわ
100年目の一年目だから」。ここでバキバキにならないやついないだろ。
めちゃくちゃ百合。雨の中走って追いかけるエモーショ…
ブレッソン監督(当時42歳)の長編デビュー作。脚本は翌年に病死したフランスの劇作家ジャン・ジロドゥ。「尼僧ヨアンナ」(1961)で有名な尼僧のひれ伏が早々に描写されている。
元受刑者も修道女として…
フランスの巨匠ロベール・ブレッソンの伝説的な長編デビュー作。
刑務所で服役を終えた女性たちを多く修道女として迎え入れているドミニコ会女子修道院。そこに、信仰心に篤いブルジョワの無垢な娘アンヌ=マ…
画一的な修道服と教会の静謐さを遺憾なく発揮する陰影が美し。対して聖テレーズと同じ名を持つ受刑者に運命を感じて救済を夢見る独善的で傲慢な聖人顔のアンヌ=マリーの強情がひたすら人間臭くて、それが周囲の欺…
>>続きを読む“らしからぬ”から“らしき”への変遷。五体投地に直後にブレッソン“らしき”声の抑揚が聴こえる。ルネ・フォールの臨終が近いと寝たきりになると五体投地“らしき”姿勢になる。ジャニー・オルトとの切り返しで…
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