中学生以来の再見、しかも劇場で。
多分、自分の初ジョン・カーペンターじゃないかな。
当時は、カーペンターとかもよく知らず、解説本で読んで想像していた内容よりかなり地味な作りで、割と退屈した覚えがあったけど、今回改めてスクリーンで観たらめちゃくちゃ面白かったです。
まず、オープニング。あのカーペンターのテーマと共に入るジェイミー・リー・カーティスのナレーションで、ほんとに中高生が思いついたくらいの、分かりやすいけど燃える設定が語られます。マジで最高。
そして、大画面で観て改めて気付くけれど、美術の素晴らしさ。かなり細かい部分まで作り込まれています。派手なアクションは少ないけど、スネークプリスキンが荒廃したNYを動き回るだけで、もう充分に楽しめました。考えてみると、劇中でスネークがやったことというと、NYに乗り込んで大統領を救出したくらいで、結局捕まって仲間の助けを得ても礼の一言もなく、そこまで活躍してないのも面白いですね。さすが、我らのアンチヒーロー!
どうやら、この約8年程の間に、僕は無事にカーペンター信者になってしまったようですね。