てっさ

殺人の追憶のてっさのレビュー・感想・評価

殺人の追憶(2003年製作の映画)
4.4
ポン・ジュノ監督作品3本目。
韓国で三大未解決事件の1つと言われている「華城連続殺人事件」をベースとした作品。
未解決事件、つまり平気で何人もの女性を強姦し殺した犯人は今も呑気に生きているということを意味するわけです。こんなにも胸糞悪い話はないですね。ラストは一気に背筋が凍って同時に怒りが込み上げてきました。ソン・ガンホの表情が素晴らしかったです。
杜撰な韓国警察の取り調べは時代が出てます。ずっと冷静だった新人刑事がどんどん怒りを抑えられなくなっているのは見てて辛かったです。
ポン・ジュノ監督は見るものを引き付けますね。母なる証明も見てみたいと思います!
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