私は南アフリカの政情や歴史にこれまで触れてこなかったため、マンデラが南アフリカの大統領であるということを知らずにこの映画を鑑賞した。
授業で一度だけ習った「アパルトヘイト」。白人が黒人を差別する悪しき政策。その一言で片付けられていたが実際に映像で観るとなんと心苦しいものなのだろうか。彼らは間違っていた。この世界は誰かが優位に立つべきではない。皆が平等で、利他的であれば、もう二度と同じ過ちを繰り返さないでいられるのではないだろうか。
今もまだ黒人の迫害は残っているという事も聞いたことがある。気候変動は確かに早急に取り組むべき課題でもあるが、人種差別問題も(性差別問題も併せて)完全にクリアにする事も忘れてはいけない。
