塩

マンデラの名もなき看守の塩のネタバレレビュー・内容・結末

マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1968年、南アフリカで政府がアパルトヘイト(人種隔離政策)を推進、反対運動の指導者をロベン島に強制収容した。
出世欲の強いグレゴリー軍曹が少年時代黒人の友人バファナからコーサ語覚えた経験からマンデラの心を覗くよう検閲部に抜擢される。
自分の子供がケープタウンで地元警察の横暴に疑問を両親に質問し「白人だから」という回答。

ネルソンマンデラは1964年〜1990年までの27年間獄中生活後、1994年に南アフリカ初全人種が参加した普通選挙で大統領に就任した人物。
白人より黒人の人口が4倍。

出世よりも大事なものがあるとマンデラの頼みで妻にチョコを渡す。その事で周りは大騒ぎし閉鎖的な環境なので黒人びいきというレッテルを張られ、看守たちの非人道的な行いに耐えられなくなる。
グレゴリーとマンデラがトマト用のぼうで棒術をし合うシーンやテロについて2人が意見し合うシーンは微笑ましい。
やっと庭付きの家に配属、そこに息子の事故死
「罪悪感や苦痛で将来に影をあげてはいかん」
Nマンデラの言葉が一つ一つ重く伝わる。
塩