このレビューはネタバレを含みます
ネルソン・マンデラが収監されていた間に看守を務めていたグレゴリーとネルソン・マンデラとの間のやりとりを通じたマンデラ釈放までのお話でした。
アパルトヘイト撤廃を求めた激しい武力闘争などはかかれず、マンデラと看守グレゴリーとの間のやり取りで話が進んでいく感じです。
もう少しグレゴリーがマンデラとの信頼関係(とくに、機密の自由憲章をグレゴリーが読もうと決意するにいたるまでのグレゴリーとマンデラとの会話など)があればよかったなぁと思いました。もっと哲学というかそういうマンデラの思想について語る場面があるのかなと思ったんですけどなかったので、グレゴリーがネルソンに対して傾いていくまでの描写がほしかったです。
あとグレゴリーと黒人の幼馴染との思い出ももう少し深堀してほしかった。。。
アパルトヘイトの映画実は初めてみたのですが、市民に対するアパルトヘイト自体の描写は少なかったので、他の映画も見ようと思いました~
差別があるときに話し合いにたってもらうための暴力をマンデラがどう正当化していたのかとか気になるので…
というかたった30年そこらの前の話とか思うと、びっくりする。