かーくんとしょー

鴨川ホルモーのかーくんとしょーのレビュー・感想・評価

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)
1.2
テレビをつけたらたまたま放送しており、母校が舞台ということで家族で鑑賞。
万城目学の原作小説は未読。
父母は面白がって観ていたが、私には何が面白いのか言いたいのかさっぱりわからず。

京都で育ち長らく住んだ経験を基にした意見が許されるなら、あそこの人々の排他性と自分たちを特別視する高慢さには辟易したものだ。
そんな排他性と自意識過剰が、こうした風変わりなサブカル系作品を愛するセンスをひけらかしたい者たちのそれと見事に合致し、欲求を満たしたのだろう。
個性的という名の恣意的な切り口から自他を差別することで、なんとかして自分のアイデンティティを確保しようとするような、学生時代のうちに卒業すべき痛々しいノリだ。

written by K.
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