ちむ

恋する惑星のちむのネタバレレビュー・内容・結末

恋する惑星(1994年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の麻薬売人の女、イケてた。カッコよかった。ちゃっかりその日に出会った男の誕生日を祝うとこもカッケェ。
その次のラブストーリーはすごい不思議な感じ。女の子は飄々としてて平気で不法侵入するし、ややヒヤヒヤしながら見てた。インテリアまで変え始めたときにはエエ!となった

男は家具に話し始めるし、使い古した石鹸をみては「お前痩せたな」濡れてるタオルを見て「タオルが泣いてる」と、大恋愛のち失恋するとこうもおかしくなるのかぁと思った。失恋でボケェってしてると女の部屋大改造にもなかなか気づかないものなんだね。

やっと立ち直って部屋の異変に気付いたときには、部屋が活気付いた!となり、その原因がケバブ屋の女と知って、普通は不法侵入とかしてくる頭おかしい女に対して警戒するもんだけど、女を気になり始めて、そこから恋が巡り始める感じがユーモアたっぷりで面白かった。

なによりウォンカーウァイの映像はとっても綺麗。ずっと見てられる。
ちむ

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