平久保百年子

春琴抄の平久保百年子のレビュー・感想・評価

春琴抄(1976年製作の映画)
3.2
もう人気作品なのは分かりきっているので、ふざけたことを書きます。

美しい師弟愛とかじゃなくてちゃんとやることはやっています。
話の途中で琴が妊娠していることが親に知れてしまうシーンがありますが、最後まで誰の子供かは不明のまま、その子供は里子に出されます。
でも別のシーンで佐助が「私が知っている女性はお師匠さんだけです」と言ったりしてるので、「ほら見ろ、やっぱり」。

琴がお風呂から上がるシーン、面格子からちらっとおっぱいが見えますが代役なのは間違いない。でも佐助が風呂から上がった琴の体を拭くシーンの太い脚は、あれは百恵ちゃんの足で間違いない。

ていうか琴と佐助、自分達の子供は放り出してしまうし、自分の世界に閉じこもってばっかで、普通に人でなしで、こういう人とは関わり合いになりたくない感じ。山口百恵と三浦友和だから綺麗なお話みたいに見えてるけどさ・・・

それに、夜中に暴漢が忍び込んで土瓶の湯をかけるって、無理ありすぎぃ。家に着くまでに絶対冷めてるよっ。こういうのほんとシラけるからやめて。