mille

春琴抄のmilleのネタバレレビュー・内容・結末

春琴抄(1976年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

小説をリアルに映像化した感じ。
山口百恵が美女。春琴はもっとわがままヒステリックなきつい女性のイメージだったがこの春琴は、声のトーンのせいかそんなことはなく、それどころか結構乙女だ。三浦友和の生真面目な感じが佐助のイメージにピッタリ。
春琴の仕草があまり美しくないのと、怪我をさせられるほど恨まれる感じがしないのがちょっと物足りない。

それにしても、谷崎潤一郎はよくこんな話思いつくよね...何度読んでも、何度見ても衝撃です。
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