らいち

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のらいちのレビュー・感想・評価

3.5
引き続き、BDボックスにて再見。
前作から新たに生まれた銀河帝国の宇宙支配下で、その圧政と惑星攻撃を止めるために宇宙要塞デススターを破壊しようとする反乱軍の戦いを描く。
悲劇の子として誕生したルークとレイアが青年に成長。エピソード1から見ていると、2人が血を分けた双子というネタバレを承知で観る形になる。だけど映画自体はその事実を知らせない前提で作られているので何とも不思議な感じだ。そうとは知らないルークはレイアを見て一目惚れ。正義感と恋の熱から反乱軍の戦いに加わることになる。ジェダイの存在は前作のシスの反乱によって消滅。ルークを見守ると言っていたオビワンは名前を変えて隠居生活を送っているが、すっかりジェダイの頃の記憶をなくしている様子だ。オビワンがR2D2を覚えていないのは少し悲しい。他にも新シリーズから旧シリーズへ、話が繋がらない部分も散見されたが、ツッコむのは野暮というものだろう。
スター・ウォーズのチャームであるハン・ソロとチューバッカがいよいよ登場。やっぱりテンションが上がる。今から40年近くも前に作られた作品。「当時にしては映像が凄い」という見方は作品の評価に関係しない。レーザービームやデジタル映像の粗さ、R2D2のヨチヨチ歩きはやはり気になってしまう(あれはあれで可愛いけど)。しかし、それを補って余りあるのはミニチュアの特撮によって実現された圧倒的なスケール感とディテールだ。アナログの手段を選んだのではなく、その選択しかなかったということだが、それが結果的にデジタルを上回る映像を生み出したいうのは奇跡的。それは同時に優れた映像演出の賜物でもある。そしてメカデザインの完成度だ。ハン・ソロが乗る高速船「ファルコン」をデザインした人は天才。いつ見てもカッコいい。反乱軍の戦闘機も、あの角ばって鋭利なフォルムが堪らない。
ドラマパートはうーん。。。といったところ。養父母を亡くしたルークの反応は淡泊過ぎるし、オビワンのルークへの対応もイマイチのれない。これは、おそらくエピソード1から見ているため、初めて見た当時では気にならなかった部分が見えてきてしまうのだと思う。あんまり考えちゃ楽しめない。エピソード5に続く。
【65点】