『プラダを着た悪魔』のような映画を求めて見たけど、残念ながら駄作でした。
第一にファッションが大してイケてないのが致命的。
正直絵柄がよければ脚本なんか多少目を瞑れる題材のはずなのに、衣装に憧れを抱けなかった。肝のグリーンスカーフも全く惹かれない。
第二にヒロインに共感できない。
買い物依存症まではいい。むしろそれを克服してキャリアウーマンになってくれれば立派なサクセスストーリ。
でも、滞納して督促されているだけなのに債権者を悪役にするってどういうこと?当然の職務をこなしているだけなのに。悪いのはレベッカ、お前だ。
冷静に考えればポスター類もファッショナブルとは程遠かった。
ジャケ見れば本篇がオシャレではないことは予想できたはずだったのに、迂闊。
95年『クルーレス』のアリシア・シルヴァーストーンもレベッカと同じくらいバカな役だったけど、レベッカほど不快に感じなかったなー。共感もなかったけど。衣装もかなりカラフルだったような記憶があるけど、ダサいとは思わなかった。むしろ可愛かった。
この差は時代の差だけではないと思う。