はるか

歓びの毒牙(きば)のはるかのレビュー・感想・評価

歓びの毒牙(きば)(1969年製作の映画)
5.0
📀サイコ・サスペンス
ダリオ・アルジェント監督デビュー作品。

ホラーというか、サスペンス色が強いかな?
これがデビュー作とは思えない魅力あふれる作品!
惹かれるのは、細かい設定。こだわりを感じさせる。
物語にアルジェントお約束の散りばめられたキーワードが。
狙われた女達のカット、怪しげな人物、登場人物の過去のトラウマ、犯行現場の画廊のフラッシュバックのシーン、
そして、「かなり強い印象が残る奇妙な絵」。
カメラワークにも強いこだわりを感じる。
この作品以来、この手の映画では黒いコートに黒手袋というスタイルを用いる殺人犯が定番となったらしい。
エンニオ・モリコーネの音楽もいい(サントラ買っちゃった)。
これは、アルジェント作品の原点なんだろうなぁ。
やっぱり・・・ダリオ・アルジェント監督は天才!!
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